【No.018】相互扶助の精神

2017.09.8

こんにちは緒方です

本日14:20、熊本県を震源とした大きな地震があり、
西区春日のみが震度4を観測し、CPA周辺も大きく揺れましたね

久々に大きな地震ということで、去る熊本地震を思い出します
熊本地震(前震)は、21時過ぎに起こった地震で、
CPAはちょうど遅番の先生が完全下校を促している時間帯でした

大きな揺れが熊本県全域を襲い、
道路や建物が崩壊しました

当日の講義内容が難しく、
学生が理解するまでなかなか帰らなかったことが逆に幸いし、
多くの学生をCPA内で保護することができました

学校の建物は、経営陣がこだわりをもった防災設計になっていますので、
災害発生時には、例外を除き、CPAへの避難を指示しています

そのため、CPA周辺にいた(下校途中の)学生や、
近くで一人暮らしをしていて、既に帰宅した学生も
CPAに避難してきました

さらに、近所の方々もこの一大事に家から飛び出し、
路上にて避難をされていましたので、
CPAへの避難を促し、ニュースを見たり、備蓄食料を食べながら、一晩過ごしてもらいました

微力ながら地域への手助けになったと思います。
(CPAの近くは木造建築が多いので、家の中が危険な家庭が多くあります)

このとき、たまたま大阪から熊本に旅行に来られて、熊本駅周辺で路頭に迷っていた方もCPAに逃げてこられました

後日、町会長様よりお礼の品とお言葉をいただいたり、
大阪の方からお礼の手紙をいただいたり、

不幸な出来事の中でも、
心が温まるような人間の絆を感じることができました


本日14:19分。メキシコで大きな地震がありました
現地時間で7日の23時49分、日付が変わる直前の地震です
(サマータイム適用・時差14時間)

既に6時間程度経過していますが、
いまだ被害の状況は見えてきません。
このブログを書いている時間は、
現地時間ではようやく朝を迎えたくらいです。

現時点で確認できている死者は6人
おそらく、熊本地震のように、
これから被害の全体像が明らかになっていくと思います。

遠く離れたメキシコの地で、私たちにできることは多くはありませんが、
諸外国には、熊本地震・東日本大震災・九州豪雨など、
災害が起きるたびに何かしらの支援をしていただいています。

私たちにも、募金をしたり、メッセージを送ったり、さまざまな支援の手は残されています。

世界中の人間が、少しでも「相互扶助」の精神を持ち、
助け合う精神を持ちたいものです

【追記】
9月8日22時23分ごろ、秋田県で震度5強の揺れを観測しました。
本日はとても地震が多い日です
被害が少ないことを祈るばかりです