【No.024】理解するインプット/アウトプット

2017.09.20

こんにちは緒方です

今朝、またメキシコで地震があったそうですね
今回は、前回を上回る死者数だそうです。。

熊本地震を思い出してしまい、やるせない思いです
できることを探し、復興に協力しようと思います

講師ブログNo.024

「理解するインプット/アウトプット」

1年生は本日、私の授業でした
いつも授業の合間にする雑談(たまに雑談がメインになります)は、
文字通り雑な話が多めなのですが
本日は珍しく真面目なお話でした

内容は主に学習方法について!
インプットとアウトプットに関するお話です

インプット学習とは、ノートまとめやテキスト確認、調べものなど、
主に知識や考え方を頭に入れこむ作業です

それに対してアウトプット学習とは、問題演習やその復習など、
頭にインプットした知識や考え方を吐き出す作業です

本日の授業では、その両者のバランスがとても重要だということを話したのですが、
それについてはまたの機会に書き、本日は「理解する」ことの具体例を考えたいと思います!

 


 

さて、CPAでは「理解する」ことに重点を置いて
簿記税務を指導していますが、
インプットやアウトプットの過程において、
「理解する」とは具体的にどのようなことでしょうか

例えば、インプット学習において、
理解してインプットする場合と、理解しないでインプットする場合とを考えてみると…

◆理解するインプットの例:

・教えられた方法以外にも様々な計算を試してみる
・疑問に思ったことについて考える/議論してみる
・気になった論点について徹底的に調べてみる
・分かるまで徹底的に先生に質問してみる
・イメージを膨らませて、問題文の意味を理解する

◆理解しないインプットの例:

・計算方法の公式を丸暗記することに全力
・問題の解き方をテキストを見ながら覚える

こんな感じになります

さらに、アウトプット学習において、
理解してアウトプットする場合と、理解しないでアウトプットする場合とを考えてみると、

◆理解するアウトプットの例:

・問題を解きながら、曖昧な点を確認する
・問題を解いた後、間違えた点をしっかり悩む
・次の問題で間違えないためのポイント集を作成する

◆理解しないアウトプットの例:

・暗記した計算方法を思い出しながら解く
・間違えた点は、解き方を覚える
・次の問題につなげる意識がない

と、こんな感じでしょうか

あなたは、どちらに当てはまりますか??

さてここで、

理解するために共通して必要なことは、
「能動的な学習」だということを確認しましょう。

授業はあくまでも受動的な学習で、
受け身になって聞いてしまうものです
これは、自分で考え始めるためのきっかけでしかないので、
授業をよく聞いたうえで、さらに自ら「楽しんで」学びたいと思えるかが大事です

なお、高度な資格や試験・仕事を得るためにも、やはり「理解」は必要不可欠です

簿記は暗記ではなく、理解し、楽しむもの。
簿記の面白さを感じてみたくありませんか?

簿記を面白いと感じるためには、
→問題が解けるようになる必要があります。
→問題が解けるようになるためには、理解できている必要があります。
→理解するためには、能動的に学ぶ必要があります
→能動的に学ぶためには、きっかけとなる授業が必要です

CPAでは、自分から学びたいと思わせる授業を展開しています。
授業を通じて、簿記を面白いと思ってもらうきっかけを作っているのです。
しかし本当の学びとは、そのきっかけをもとに、自ら研究・探求することにあるのです

今からでも遅くありません、
常に、「考える」ことにこだわりましょう

最後までお読みいただき、ありがとうございました