数字を通して、会社全体に貢献できる。
2025.10.3
[熊本]八代東高校出身の村岡夏希さんにお話を伺いました。
プロフィール
- コース: 経営財務コース
- 保有資格: 税理士試験 簿記論・財務諸表論、日商簿記検定 1級、全経簿記検定 上級
- 就職先: 株式会社ヒライ(経理職)
- 企業紹介: 「お弁当のヒライ」をはじめとする飲食事業・小売事業を展開
- 企業HP:https://www.hirai-wa.com/

Q1:現在の仕事内容について教えてください。
「現在、株式会社ヒライの経理を担当しております。仕事は試験とは違い、請求書や入金明細などの各種証憑書類から仕訳を入力しています。具体的には、請求書などの経費を各店舗に振り分け、損益計算書の作成などを行っています。過去の数字を追いかける財務会計だけでなく、未来の経営判断につながる管理会計にも携わっており、数字を通して会社全体に貢献できる実感があります。その土台は、CPAで学んできたことが大いに活かされています。」
Q2:数ある専門学校や大学の中で、CPA熊本校を選んだ理由は何でしたか?
「進路を決める際には、将来社会で通用する大きな武器が欲しいと考え、会計の道を選びました。当初は税理士を目指すことを視野に入れ、専門学校や大学など、多くの進路と比較検討していました。その中でCPAへの入学の決め手は、主に二つあります。一つは、税理士試験の受験に向けた講義が対面で行われている点。もう一つは、講師の先生が学校に常駐しており、いつでも直接質問できる環境でした。他の学校では映像授業が中心であったり、講師の方が週に1〜2回のみ学校に来るなど、学習環境を比較した結果、CPAが自分には最も最適だと感じ、入学を決めました。」
Q3:『原則として教科書を使わない』『科目集中講義方式』『放課後のフォローアップ』といったCPA独自の学習スタイルは、実際に経験してみていかがでしたか?
「最初は何もかもが驚きでした。それまでは教科書を使って複数の科目を同時に勉強していましたが、CPAの学習スタイルで一つひとつ進めていくうちに、どこが得意でどこが苦手なのかが明確になり、自分だけの教科書ができ上がっていきました。放課後のフォロー体制が充実しているため、分からないことは講師の先生に質問をしてそのままにしなかったので、どんどん理解が深まっていきました。この経験が活き、現在でも、ひとつひとつの仕事に疑問をもって考え、分からないことはそのままにしないという習慣が身についています。」
Q4:CPA熊本校での学びを振り返って、どのような成長があったかを教えてください。
「会計の知識だけでなく、人としての成長が大きかったと感じています。私はもともと、自分の中で『これだ』と思ったら、周りの意見をあまり受け入れないところがありました。CPAに入学し、先輩や同級生、後輩などいろいろな方と話す機会が多く、様々な考え方や物事の捉え方ができるようになったことで、自分の世界が狭いと気づきました。その結果、自分自身を客観視できるようになったことが、最大の成長だと感じています。」
Q5:学校生活を振り返って、印象的な思い出があれば教えてください。
「学生時代は、進路を一般企業への就職に切り替えましたが、『ここまで勉強したのだから』と就職活動をしながらも税理士試験にチャレンジしました。就職活動と税理士試験の両立はきつかったですが、それ以上に楽しく、充実もしていました。この経験から、『どんな状況でも楽しくやる』というマインドセットが身につき、今も仕事に活きています。」
Q6:今後の展望について教えてください。
「今後は、AIやRPAなどのロボットを活用した経理の業務効率化をさらに進めていきたいと考えています。この新しい分野を経理業務だけに留めず、システム開発やデータ活用に関する知識を増やし、活躍の場を広げていくのが目標です。」
Q7:これからCPA熊本校への入学を考えている皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
「CPA熊本校への入学を検討する中で、『自分はついていけるだろうか』といった不安があると思います。実際、私もどうなるかわからずとても不安になっていましたが、『2年間は本気でやる』ということだけを決めていました。どのような結果になるかは分かりません。ですが、本気でやった経験は、生涯を通して自分の中に財産として残り続けます。私も、人生のたった2年間で得たこの経験を糧に、現在も色々なことに挑戦を続けています。あなたも不安に立ち止まらず、一歩を踏み出してCPA熊本校に入学し、自分だけの財産を手に入れてください。」
この度は貴重なお声をいただき、誠にありがとうございます。