[卒業生の声]鹿児島・川辺高校 出身

2025.11.25

卒業生の柞木勇人さんにお話を伺いました。                                                                                                                                                      


プロフィール

  • コース: 税理士コース
  • 保有資格: 税理士試験 簿記論・財務諸表論・法人税法、日商簿記検定 1級、全経簿記検定 上級
  • 就職先: 辻・本郷税理士法人 鹿児島事務所

Q1:現在の主な業務内容は何ですか?

「主に中小企業の経営者様の事業承継や相続対策をメインに、法人様の確定申告や相続税の申告などを担当しています。この仕事のやりがいは、事業承継や相続対策に携わり、お客様に『相談できて良かった』と言っていただいた時です。多くの中小企業の経営者様が将来に不安を抱える中で、相談相手として信頼していただいた時に、大きなやりがいを感じます。」

Q2:税理士を目指したきっかけは何ですか?

「父が会社を経営しており、高校3年生の時に『将来は父の会社の役に立ち、さらに大きくしたい』という夢を持ちました。その後、家族と将来について話す中で、その会社で母が担当していた経理業務に興味を持つようになり、そこから税理士を目指すようになりました。また、税理士という職業が、父の会社だけでなく、数多くの中小企業の経営者の方々の力になれることも知り、目指す決意を固めました。」

Q3:CPA熊本校を選んだ決め手は何ですか?

「高校3年生の夏に、多くの大学や専門学校のオープンキャンパスに参加しました。その中で、CPAは他の学校よりも手厚い指導を受けられる点と、過去の合格実績が決め手となりました。高校は普通科に通っていたため、簿記の学習は初めてでしたが、CPAの放課後や休日のフォロー体制を知り、『これほど手厚い指導を受けられる学校は他にない』と確信を得たのが最大の理由です。」

Q4:初めての簿記の学習はどうでしかた?

「入学後の約4ヶ月間は、毎日新しい論点を学習するため、授業についていくのに必死でした。友達や先生に質問を重ねることで、各論点の整理が進み、専門用語にも徐々に慣れていきました。さらに、友達から質問を受けたときには、考え方を分かりやすく伝えることを意識的に行い、復習と自身の理解度向上を両立させました。CPAの『実務に役立つ簿記会計の学習』、すなわち『覚える学習ではなく、考え方を理解する学習』という教えは、最良の解答を導き出す力を身に付ける上で非常に役立っています。」

Q5:CPA熊本校はどのような雰囲気でしたか?

「簿記会計の専門学校には『真面目で堅苦しい』というイメージがあるかもしれませんが、CPAはそうではありませんでした。先生と学生の距離が近く、先生と一緒に談笑するなど、和気あいあいとした雰囲気があり、色々なことを相談しやすい環境でした。」

Q6:CPA熊本校で最も成長したことは何ですか?

「最も大きな成長は、継続力と忍耐力が身に付いたことです。特に印象深いのは、2年連続で税理士試験に不合格となり、実力が伸び悩む中でも諦めずに学習を継続し、法人税法に合格できた経験です。」

Q7:残りの試験科目について、どのように計画していますか?

「現在、簿記論、財務諸表論、法人税法の3科目に合格しており、残り2科目という状況です。今後の計画としては、働きながらCPAの通信講座を受講し、毎年受験を続ける予定です。また、大学院に通学することも視野に入れております。」

Q8:今後の展望について教えてください。

「税理士を目指すきっかけを与えてくれた父の会社を守りつつ、税理士法人での経験を活かし、地元鹿児島の中小企業の発展のために信頼できるパートナーとして貢献したいと考えております。」

Q9:入学を考えている方へメッセージをお願いします。

「私自身、大学とCPAのどちらに進学するか悩んだ時期がありましたが、CPAを選んで本当に良かったと心から思っています。また、税理士試験を目指す中で、同じ苦労を分かち合った仲間と出会えたことは、何にも代えがたい財産になりました。CPAでの2年間は、決して楽な道のりではありませんが、簿記を学びたい方、税理士を目指したい方にとっては、どこよりも濃く充実した2年間になると思いますので、ぜひ入学をご検討ください。」



この度は貴重なお声をいただき、誠にありがとうございます。